基礎代謝とダイエット
生物が生きていく上で必ず消費されるカロリー、呼吸・心臓・体温、全てを動かすにはエネルギーが必要です。 そして代謝とは生物が取り込み、利用した後、排出する生命活動の過程です。 代謝は大きく3分類とされ、そのどれもがダイエットに大きく関わってきます。 その3分類される中の基礎代謝は1日の総消費カロリーの70%〜60%を占め、生きていく為に必要なエネルギーは何もしなくても徐々に消費されているのです。 この基礎代謝がなぜ70%から60%の開きがあるのかというと、肥満など身体の機能が低下し、筋肉量が少なくなる事により基礎代謝の機能が衰えてしまうのです。 衰えた代謝機能はダイエットや筋トレにより改善し、また高い値への基礎代謝へ戻す事が出来ます。 このようなアプローチは、単なるカロリーだけでなく、身体全体のエネルギーを利用し、継続的なダイエットと健康に対する代謝の促進が期待されます。
生活活動代謝とダイエット
日頃の生活での動作、スポーツやダイエットによるエネルギー消費を生活活動代謝といいます。 総消費カロリーの20%を占め、ダイエットなどの運動によりそれ以上の消費量を期待出来ます。 生活活動代謝は普段の動きを意識し、エスカレーターを使わず階段を利用するなどの小さな事でも効果を高められることができます。 ダイエットのための筋トレや有酸素運動などはこの消費を大きくすることとを目的としていることが多いですね。なるべく活動量を上げていくことがダイエットの近道でもあります。特に、アメリカでは生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防のためのスローガンとして、「１に運動、２に食事、３に禁煙、最後にクスリ」としています。運動がいかに重要かということが歌われています。よって、生活活動代謝が上がるように毎日の生活の中で動けるところは意識して動くようにしましょう。週に２回エクササイズなどを取り入れることもおすすめです。
食事誘発性熱産生（DIT）とダイエット
エネルギー消費には補給が必要です。 食事誘発性熱産生はダイエットと代謝において重要な役割を担っています。 食べ物を咀嚼する、胃液による消化、摂取後の体温上昇などにエネルギーが使われます。 摂取された栄養素が代謝過程で熱を産み、基礎代謝量の増加や脂肪酸酸化の促進を通じて、体重管理に関わってくるということです。 適切な食事誘発性熱産生の促進は、ダイエットにおいて摂取カロリーをコントロールし、代謝率を向上させる方法として見ることが出来ます。 特定の栄養素や成分が熱産生効果を引き起こす事があり、タンパク質などの摂取は高い熱効果を期待する事ができます。 食事誘発性熱産生を最大限に活用することでカロリー消費を増やし、代謝を促進することが期待出来ます。
この記事の著者
中村将太 1989年11月生まれ
高校の英語教員として働く中、2020年に久留米市のパーソナルジム ニックスフィットネスをオープン。代表トレーナーを務める。
日本ダイエットスペシャリスト協会認定講師でもある。
得意分野はダイエット指導で、専門知識をふんだんに駆使して、お客様のダイエット成功の道を作ることが何よりのやりがいと感じている。ダイエット・ボディメイク・健康のことでお悩みの方はお気軽にLINEにてご連絡ください。一緒に効率的なトレーニングをしていきましょう。また、中国武術の詠春拳教室でも指導を行っています。
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久留米市にあるパーソナルトレーニングジム ニックスフィットネス 代表 中村将太
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