日本詠春拳協会の規約を以下の通り定める
第1条(会の目的)
詠春拳の愛好者団体である『日本詠春拳協会』の準備・運営の業務を円滑に進め、詠春拳の実戦的な技術を身に付け、また参加者相互の親睦を深めるための活動を行うことを目的とする。
第2条(名称)
この会の名称を以下のとおりとする。
日本詠春拳協会
第3条(事務局所在地)
この会の事務局を以下に置く。
〒839-0862 福岡県久留米市野中町413-1A1ビル2階 Nick's Fitness
第4条(会員)
詠春拳を学ぶ意欲があり、当協会の理念に賛同する者であることを参加の条件とする。
第5条(役員)
この会に以下の役員を置く。
代表 1名
第6条(代表)
代表は会を代表し、円滑な運営に努める。副代表は代表を補佐し、代表が欠員のときは代表の職務を遂行する。
第7条(運営)
各教室の運営は担当インストラクターが担うものとする。毎回の練習時間は90分以上とし、練習日は週に1回~2回の固定の曜日で行うこととする。
協会全体の重要事項については、役員による運営会議を行い円滑な業務遂行に努めるものとする。
第8条(会費)
週に1回の練習と定める教室については月4000円を原則とし、会員の参加状況に応じて都度払い(一回1200円)とすることも可能とする。
週に2回の固定の練習がある場合は、月7000円を原則とするが、参加状況等に鑑み都度払い(一回1200円)とすることも可能である。
休会をする場合、新しい月に変わる前にインストラクターに申し出ること。ただし、休会に要する費用はなしとする。
さらに、他の詠春拳教室の練習にも参加する場合は、会員証を提示の上、1回1000円を参加する教室のインストラクターに支払うこと。ただし、所属する教室への会費は納めていることが条件となる。
第9条(教室の移動)
所属する教室から別のインストラクターが担当する教室へ所属を変える場合、「移動届」に記入し提出すること。
第10条(昇級試験)
当協会が認定する昇級試験は2月・5月・8月・11月の第3水曜日またはその週のいずれかの曜日とし、当協会の定める試験内容に基準を設け、それに準じて各教室のインストラクターにより合否を判定するものとする。ただし、各教室の状況に応じて試験の日程は変えられるものとする。
階級は以下の通り定める。
Master(熟練者)
Expert(名人)
Advanced(上級)
Pre-Advanced(準上級)
Intermediate(中級)
Elementary(初級)
昇級試験を受ける場合、事務手数料等を含め500円を徴収する。また、受験2週間前までに受験票を記入し各教室のインストラクターに申し出ること。試験に合格した場合、当協会より認定証書を教室を担当するインストラクターに送付し授与する。
さらに、インストラクターの判断により十分な技術を満たしていると承諾された場合、ElementaryとIntermediateの階級を飛ばし、Pre-Advancedより受験することも可能とする。
第11条(インストラクター認定および報酬体系)
当協会認定のインストラクターを以下の通り定める。
プロフェッショナル(Master階級が必要)
インストラクター(Expert階級以上)
護身術インストラクター(Advanced階級以上)
インストラクターは詠春拳協会の名の下、自身で教室を開くことができる。その場合、詠春拳協会〇〇支部として協会に登録する。
インストラクターになるには通常の練習日に加え、インストラクターコースの受講を必須とする。
各インストラクターコースで計15回の受講を修了用件とする(受講費1回1500円)
プロフェッショナルの立場のインストラクターは、護身術インストラクターとインストラクターコースを開き、インストラクターを育成することができる。プロフェッショナルのインストラクターになるには、本部でのインストラクターコースを受講する必要がある。
インストラクターの報酬体系を以下の通り定める。
各教室を運営する場合
教室所属の会員による会費の60%を当協会からの報酬とする。使用する場所や施設等の費用は各インストラクターが負担しなければならない。また、虚偽の申請等の不正があった場合には、協会の会員資格を剥奪される場合がある。
出張セミナーを担当する場合
当協会の代表からの依頼により出張セミナーを担当することができる。1回5000円~10000円の報酬とし、開催場所やその規模に応じるものとする。ただし、協会からの依頼によるセミナーにおいては旅費や施設使用料等は協会が負担する。
第12条(退会)
退会を希望する場合は月が変わる前に既定の退会届に入力し送信する必要がある。会費は当月分まで発生するものとする。
この規約は2023年8月1日から適用する。
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