資格・昇級について

日本詠春拳協会では独自の昇級資格試験を設け、スキルの向上を図ります

一般昇級資格試験

階級名意味合い
Master熟練者
Expert名人
Advanced上級
Pre-Advanced準上級
Intermediate中級
Elementary初級

当協会が認定する昇級試験日
5月・8月・11月・2月の第3水曜日
受験は任意です。受けられる方は各階級の試験内容に沿った技術の習得に励んでください。
受験費用
事務手数料など含め500円となります。合格された方は当詠春拳協会より認定証書を送付させていただきます。

インストラクターコース

名称必要階級
プロフェッショナルMaster
インストラクターExpert
護身術インストラクターAdvanced

日本詠春拳協会では、次代を担うインストラクターの育成も行っています。上記3つのいずれかのインストラクターに認定された場合、当協会のもと自身の教室を持つことができるようになります。この場合、インストラクターとしての報酬が発生します。詳しくは当協会の規約を参照ください。

一般昇級資格試験内容

Elementary(初級)

◆小念頭(3つの套路の基本の型)を正しく行える
◆ラプサオパターンNo.1~No.4(左右/対人)
◆パクサオパンチ、タンサオパンチ、ガンサオパンチ(左右/対人)

Intermediate(中級)

◆尋喬(3つの套路の2つ目の型)を正しく行える
◆ラプサオパターンNo.5~No.8(左右/対人)
◆チェーンパンチ(ミット打ち追従)
◆ラットサオパターンNo.1~No.3(利き手が前のパターン/対人)

Pre-Advanced(準上級)

◆ラプサオパターンNo.9~No.12(左右/対人)
◆ラットサオパターンNo.4~No.6(利き手が前のパターン/対人)
◆チーサオパターンNo.1~No.3(利き手内側のパターン/対人)
◆ストッピングパターンNo.1~No.3(対人)

Advanced(上級)

◆タンサオパンチパターンNo.1~No.3(左右/対人)
◆ボンサオパターンNo.1~No.3(左右/対人)
◆ラプサオパターンNo.13~No.15(左右/対人)
◆チーサオパターンNo.4~No.6(左右/対人)

Expert(名人)

上級に比べて相手をコントロールする実戦的な技術や詠春拳の基本をしっかりと自在に使えるようになる必要があるため、約2年以上の稽古が必要になってきます。
◆標指(3つの套路の3つ目の型)を正しく行える
◆ラットサオ→チーサオパターンNo.1~No.3(対人)
◆前蹴り、回し蹴りの対応No.1~No.4(対人)
◆相手が2人いる場合に対応(対人/約束組手なし)

Master(熟練者)

詳しくは練習会にて

試験内容についての解説動画は会員の方に個別に送らせていただきます。

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