詠春拳のパクサオとは
詠春拳の「パクサオ(Pak Sao)」は、詠春拳独特の防御と攻撃を兼ね備えた基本的な手技の一つで、「拍手」または「押し手」を意味します。この技法は、相手の攻撃を制圧しつつ、次の攻撃への橋渡しをするために使われます。
パクサオでは、手の平または手の内側を使い、相手の腕や攻撃を外側に払いのけたり押しのけたりします。動作は最小限で効率的に行い、力ではなく正確な角度やタイミングを重視します。これによって、相手の攻撃を受け流すだけでなく、攻撃の流れを利用して自身の反撃を組み立てやすくなります。また、パクサオは相手のパンチや攻撃を直接ブロックするのではなく、外側に流して攻撃の軌道を変えることで制圧します。パクサオで相手の攻撃を無力化した後、そのまま突き(パンチ)や他の技に繋げることが可能です。これは、詠春拳が「連続攻撃」を重視するスタイルであることに起因しており、技をどんどん繋げていくことができます。ストレートに対して練習を繰り返し、さらにランダムに攻撃をしてもらうことでそれに対してパクサオを行うというような練習を通じて、反射神経や相手の動きを読む能力が向上し、実戦において迅速な反応ができるようになります。具体的には相手が正面からパンチを打ってきた場合、パクサオでその腕を外側に払いながら、自身のもう一方の手でカウンターパンチを繰り出すことで、スムーズに攻防一体の動きが可能となります。
詠春拳のパクサオはストレートを前で弾くイメージ
詠春拳という武術はとても直線的な動きに基づいて行われます。パクサオという技術は相手のストレートに対して、斜め前に手を出すことによってパンチを弾く技術で、ほとんどの格闘技で用いられる守りの基本になります。パクサオとはその守りの手の形のことを言います。「ガンサオ」「タンサオ」など手の形にそれぞれ名前が付けられていて、斜め前に手を出すことをパクサオと呼ぶのです。Instagramの動画で解説をしているので、ぜひリンクから見ていただければと思うのですが、もう少し解説をしておきます。
詠春拳は自分から攻めに行くような技術ではないため、基本的には相手のアクションに対して「防御」と「攻撃」を同時に行います。パクサオは相手のストレートに対して出す手の形ですが、横に弾くのではなく、斜め前、つまり攻撃をずらしながらでも相手にプレッシャーをかけながら自分も前に出ながら反撃をするのが基本です。前に出ながらパクサオをしながらこちら側もストレートパンチを繰り出すということです。相手が前に出てきているためこちら側も前に出るのは怖いと思うかもしれませんが、ヒット&アウェイを相手に繰り返されている以上、超至近距離に向いている詠春拳では対応ができなくなります。しっかりと距離を詰めて、相手との接点を作って、その接点が離れないように至近距離をキープするのが重要です。よって、距離を一気に詰めてこちら側が得意とする至近距離戦に持ち込むことができるように、怖がらずに前に出ながらパクサオとパンチを出しに行きます。
ただし、パクサオは力に頼らず、正確な角度と体の連動が重要です。腕だけで動作を完結させるのではなく、体全体の重心移動や構えの安定性が成功のカギとなります。詠春拳の技の中でも特に実用性が高いパクサオは、初心者から上級者まで幅広く使われる技法であり、詠春拳のシンプルかつ効率的な戦闘哲学を体現していると考えられますね。

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福岡県久留米市大石町272-5
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