トレーニングの休憩時間は目的によって変わる

トレーニングをするとき、多くの人が「どれくらいの回数をやれば効果が出るのか」「どんな種目を取り入れればいいのか」に意識を向けがちです。しかし実は、その合間に取る「休憩時間」こそが成果を大きく左右する重要な要素だということをご存じでしょうか。トレーニングと休憩は表裏一体であり、ただがむしゃらに体を動かすだけでは筋肉は効率的に育たず、またダイエット効果も十分に発揮できません。休憩をどう挟むかによって筋肉の成長スピードや脂肪燃焼の効率が変わるため、目的に応じて適切な時間を意識することが大切なのです。
筋肉をつけるトレーニングの休憩時間
筋肉をつけたい、いわゆる筋肥大を目的とするトレーニングでは、休憩時間はとても重要な戦略のひとつです。筋肉はトレーニングによってダメージを受け、その後の休養で修復される過程で強く大きくなります。そのため、休憩を適切に取ることで次のセットでしっかりと高い負荷をかけ続けることができ、結果的に筋肥大効果を高められます。目安としては、ベンチプレスやスクワットなど大きな筋肉を使う高重量のトレーニングでは1分半〜3分程度の休憩を入れるのが一般的です。短すぎる休憩だと筋力が回復しきらず十分なパフォーマンスが出せず、逆に長すぎると筋肉への刺激が薄れてしまいます。つまり「筋力を発揮できるだけの回復を待ちつつ、筋肉に適度な負荷を残す」絶妙な休憩が、筋肉を効率的に育てる鍵となるのです。
ダイエットを目的としたトレーニングの休憩時間
一方で、脂肪を燃やすことを目的としたダイエット向けの有酸素的トレーニングでは、筋肥大とは逆に「休憩を短く」取ることが効果的です。ランニングやバイク、サーキットトレーニングなどの有酸素運動では、休憩を挟みすぎると心拍数が下がり、脂肪燃焼の効率も落ちてしまいます。そのため、インターバルは30秒〜1分程度にとどめ、できるだけ心拍数を一定の高い水準で維持することが大切です。特にHIIT(高強度インターバルトレーニング)などでは、短時間の強度の高い運動と短い休憩を繰り返すことで、短時間でも脂肪燃焼効果を最大化できます。つまり、ダイエット目的の休憩時間は「完全に休む」のではなく「次に動くための最低限のリカバリー」として捉えるのがポイントです。休憩の質と長さを工夫することで、同じ時間のトレーニングでも消費エネルギー量が大きく変わり、効率的なダイエットにつながります。
この記事の著者

中村将太 1989年11月生まれ
高校の英語教員として働く中、2020年に久留米市のパーソナルジム ニックスフィットネスをオープン。代表トレーナーを務める。
日本ダイエットスペシャリスト協会認定講師でもある。
得意分野はダイエット指導で、専門知識をふんだんに駆使して、お客様のダイエット成功の道を作ることが何よりのやりがいと感じている。ダイエット・ボディメイク・健康のことでお悩みの方はお気軽にLINEにてご連絡ください。一緒に効率的なトレーニングをしていきましょう。また、中国武術の詠春拳教室でも指導を行っています。
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久留米市にあるパーソナルトレーニングジム ニックスフィットネス 代表 中村将太
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