ポップコーンを食べてダイエットは可能か?
ポップコーンは映画館やお家での映画鑑賞のお供として、誰もが一度は手に取ったことがある親しみ深いスナックです。でも、ダイエット中にこの美味しいポップコーンを食べることはできるのでしょうか?実は、ポップコーンは低カロリーで食物繊維も豊富なため、ダイエットに役立つ可能性があります。この記事では、ポップコーンの栄養価や選び方、そしてダイエット中でも楽しめるヘルシーな食べ方をご紹介します。さあ、一緒にポップコーンの新しい魅力を発見しましょう!
余談ですが、ポップコーンの起源は、紀元前3600年頃のペルーで発見されたポップコーンの粒に遡ります。また、アメリカ先住民の間でもポップコーンは食べられていました。考古学者は、ニューメキシコ州で紀元前3600年のポップコーンの粒を発見しており、この食べ物が非常に古くから存在していたことを示しているようです。そして19世紀にアメリカで人気になり、20世紀になると第二次世界大戦中に砂糖の供給が制限されたために、甘いものの代わりにポップコーンを食べるようになったというような歴史もあります。現在では、ポップコーンは健康志向のスナックとしても注目されています。低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエット中のスナックとしても人気があります。また、様々なフレーバーや形態のポップコーンが市場に出回っており、多くの人に愛され続けています。ただ、だからと言ってどんなポップコーンでも食べていいのかというと、そこは注意が必要であると言えます。では、実際にポップコーンの紹介と選び方についてご紹介していきたいと思います。
ダイエットのためのポップコーン査定
まず初めに、日本のポップコーンといえばマイクポップコーンが思いつくのではないでしょうか。成分表を見てみましょう。
バターしょうゆ味(50g)
カロリー:244kcal
タンパク質:4.9g
脂質:12.7g
糖質:24.9g
食物繊維:5.2g
ナトリウム:478mg
「レタス2個分」と書いているように、やはり食物繊維が豊富ですね。ダイエットでは腸内環境が良くないとうまくいくものもうまくいかなくなってしまので、食物繊維は意識して摂るようにしたいところです。ただ、「バターしょうゆ味」ということもあって、バター分の脂質が追加されているため、脂質制限ダイエット(ローファットダイエット)をしている人には厳しいかもしれません。ナトリウムに関しては、日本人の塩分摂取基準に則れば、男性で1日7.5g未満、女性で6.5g未満と推奨されているため、その点バターしょうゆ味は0.478gですので比較的少量の塩分量で済んでいるということは評価すべきところですね。
続いてはファミリーマートの「濃厚キャラメルポップコーン」(35g)です。成分表を見てみましょう。
カロリー:158kcal
タンパク質:0.7g
脂質:5.8g
糖質:26.9g
食物繊維:0.9g
ナトリウム:0.4g
こちらはどう思われますか。私個人としては、カロリーは問題ない量かと思うのですが、ポップコーンの量というよりも、キャラメルでの重さが増しているため、食物繊維の量が少なくなっているように思います。塩分量は少なめで申し分ないのですが、タンパク質と食物繊維の少なさはちょっと物足りない感じがしてきます。ただ、どうしてもお菓子をダイエット中に食べたいのでしたら、1袋で158kcalを考えると悪くないかもしれませんが、それでも毎日のルーティンのようにして食べてしまうのはおすすめできません。キャラメルつまり砂糖がダイエットを阻害してしまうためです。
続いて3つ目は、AEONグループの商品「ベストプライスポップコーン塩味」(80g)です。成分表をみましょう。
カロリー:399kcal
タンパク質:6.9g
脂質:22.2g
糖質:38.8g
食物繊維:8.3g
ナトリウム:1.6g
しお味ということで塩分量は多くなってしまいがちですが、グラム数計算でいくと、キャラメルやバターしょうゆ味に少し足された程度になります。ほとんどがとうもろこしの量でこの80gが成り立っているため、食物繊維は多めになっていますね。そして、80g全部を一気に食べようと思っても、塩味が単調ですので、以外と食べ切れないことが多いです。よって、半分の40gを食べて199kcalを摂取するというように量を決めて食べるのでしたら、食べた量の割にはカロリーが少ないなと感じるかと思います。
基本的にはポップコーンはダイエット中でも食べられる
上記の通り、ポップコーンのカロリーは意外と少なめであったと感じたのではないでしょうか。食べた量に反してカロリーが少なめというのは満足感をもたらしてくれます。ただ、低脂質ダイエット(ローファットダイエット)や低糖質ダイエット(ローカーボダイエット)、そしてケトジェニックダイエットなどの特定のダイエットを実践している方にとっては、このようなお菓子類はほとんど食べることができないと思います。ポップコーンは、脂質も糖質もどちらもしっかり入っているため、ダイエット中に食べるのでしたら、全体的なカロリーを押さえるようなざっくりとしたダイエットに限られるかと思います。基本的には、自分の必要とするカロリーよりも少なくしていくと体重はほとんどの場合落ちます。もちろん、ビタミンやミネラルなどのバランスを考えながら行うダイエットの方が成功はしやすいですが、初心者の方でカロリーを抑えてみるというやり方でも体重は落としていけますので、そのような場合にはポップコーンは食べてもダイエットの成功は可能であると言えます。
この記事の著者
中村将太 1989年11月生まれ
高校の英語教員として働く中、2020年に久留米市のパーソナルジム ニックスフィットネスをオープン。代表トレーナーを務める。
日本ダイエットスペシャリスト協会認定講師でもある。
得意分野はダイエット指導で、専門知識をふんだんに駆使して、お客様のダイエット成功の道を作ることが何よりのやりがいと感じている。ダイエット・ボディメイク・健康のことでお悩みの方はお気軽にLINEにてご連絡ください。一緒に効率的なトレーニングをしていきましょう。また、中国武術の詠春拳教室でも指導を行っています。
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久留米市にあるパーソナルトレーニングジム ニックスフィットネス 代表 中村将太
当パーソナルジムでは、一人一人の体やご要望に合ったトレーニング指導、食事指導を通して、ダイエットやかっこいい体作り、機能改善を目指していきます。女性の体に合ったコースも、ペアで楽しみながらできるトレーニングコースもご用意しております。まずは初回体験からでもお気軽に足をお運びくださいませ。
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