体重の種類について知っておこう
皆さまこんにちは。本日の記事のテーマは“適正体重”です。「ダイエットして〇〇kgまで落とす」「夏までに10kg落とす」など、漠然と体重を落とすことばかりに意識がいってしまいますが、実際のところ自分の体重がどれくらいになれば健康的なのかどうかというのは、なかなか認識していない方が多いような気がします。今回の記事を読んでいただければ、自分の適性体重を知って、健康的な体重を目指す一つの数字がわかるかと思いますので、ぜひ最後まで目を通されてみてくださいね。
<体重の種類>
体重の種類と言われても何があるの?と思いますよね。頭の中には???がたくさんだと思います。体重については次の4つの種類の体重を見てみましょう。
①標準体重
一般的に知られているBMIでいうところの22の数字になります。BMI(Body Mass Index)は多くの人からとったデータに基づく、もっとも病気をしている人が少なかったといわれる数字を22としていて、この数字から出される体重を標準体重としています。計算方法は身長(m)×身長(m)×22です。身長が160㎝の方であれば、標準体重は1.6×1.6×22=56.32kgになります。このBMIが22という数字は、決して痩せ型という体型ではなく、あくまで、疾病率が最も低かったという数字に基づく数字です。皆さんもぜひ計算してみてくださいね。
適正体重まで落とすのが一般的なダイエットになる
②適正体重
もっとも体調がよく、もっとも長く維持している体重を指します。これは個人個人で差がありすぎるため、確実で決まりきった計算方法が存在しない体重です。個人の感覚としてはあくまで「心地よい体重」「健康で安定した体重」という感覚的なものによる曖昧な体重となります。ただ、専門機関を受診した際に、医師や栄養士などが健康上の理由から適正体重を設定することがあり、それに向けてダイエット指導をすることもあります。適正体重は、個々の健康状態や体質、生活習慣を考慮して決定されるため、標準体重よりも個別の健康により適した体重です。適正体重を目指すことは、長期的な健康維持にとって重要であると考えられているためです。
たとえば、年齢が上がるにつれて、標準体重よりも少し高い体重が適正となることもあり、性別で考えると女性と男性では、体脂肪率や筋肉量の違いがあるため、適正体重も異なります。また、体脂肪率が低すぎるまたは高すぎると健康リスクが増えるため、適正体重は体脂肪率を考慮して決定されますし、筋肉量が多い場合、標準体重よりも高い体重が適正とされることがある。そして、健康上の理由で適正体重を設定されるため、食生活、運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣が健康に与える影響までもしっかりと考慮します。
このように、厳密な適正体重を設定するのであれば医療機関に行かないといけませんが、一般的なダイエットをしたいという方にとっては、そこまでする必要はないかと思います。よって、適正体重は個人が経験した⚪︎⚪︎kgのときが調子がよかったな、という感覚で無理のない体重から目指してみてダイエットをしてみましょう。
理想体重をダイエットの目的にしない
③理想体重
よくモデル体型として目指される体重です。BMIでいうと18以下といったところでしょうか。ここまでの数字となると決して健康的な数字とは言い難く、健康を害するような極端な痩せ型となってしまいます。特に女性であれば、生理不順などの生理的なマイナス要因となってしまうため注意が必要です。見た目はめちゃくちゃ痩せていて目指したくなる体型ですが、健康を考えるとあまりオススメはできないです。ただ、ダイエットをしていて、あくまで理想というようなモチベーションにつなげている人であれば問題ないかと思います。
④生活体重
最後に生活体重について。日常生活で長期間にわたって安定した現在の体重を指します。この生活体重が①の標準体重と一致するのが一番健康的であると言えます。標準体重が長期にわたって維持されていることが、健康的な生活を送っている一つの指標になりますね。
私たちはできるだけ健康でありたいと思っていますし、自分の体の自由な時間もできるだけ長い方がいいと思っているはずです。ただ長く生きるだけでなく、できる限り最期まで自分の足腰で歩いていたいですし、運動の楽しさも味わいたいものです。そのためには何をしたらいいかといいますと、やはりまずは“運動”でしょう。前の記事にも書きましたが、30代半ばを過ぎると年々筋肉が減っていきます。筋肉に定期的に刺激を与えないと、減るばかり。刺激を与えれば最後まで成長し続けるのが筋肉ですので、筋トレは何歳になってからでも始められるのです。年だから…とあきらめかけている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。いつから初めてもいいのがトレーニングなんです。ダイエット目的でもよし、筋力アップのためでもよし、ストレス発散のためでも、なんでもいいと思います。運動をすることは病気への第一の予防とも言われているくらいですので。楽しくフィットネスを始めて健康的な毎日を作っていきましょう。
この記事の著者
中村将太 1989年11月生まれ
高校の英語教員として働く中、2020年に久留米市のパーソナルジム ニックスフィットネスをオープン。代表トレーナーを務める。
日本ダイエットスペシャリスト協会認定講師でもある。
得意分野はダイエット指導で、専門知識をふんだんに駆使して、お客様のダイエット成功の道を作ることが何よりのやりがいと感じている。ダイエット・ボディメイク・健康のことでお悩みの方はお気軽にLINEにてご連絡ください。一緒に効率的なトレーニングをしていきましょう。また、中国武術の詠春拳教室でも指導を行っています。
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久留米市にあるパーソナルトレーニングジム ニックスフィットネス 代表 中村将太
当パーソナルジムでは、一人一人の体やご要望に合ったトレーニング指導、食事指導を通して、ダイエットやかっこいい体作り、機能改善を目指していきます。女性の体に合ったコースも、ペアで楽しみながらできるトレーニングコースもご用意しております。まずは初回体験からでもお気軽に足をお運びくださいませ。
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